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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。 facebookもよろしく→https://www.facebook.com/tarutana カテゴリ
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ボナール作『逆光の裸婦』を模写するFacsimile ”Nu à contre-jour” 12.7×18cm・ARCHES for oil painting paper-oil painting I facsimiled "Nu à contre-jour" of French painter "Pierre Bonnard". "Nu à contre-jour" was described in 1908. This is a splendid picture full of the light. ナビ派に属するピエール・ボナール、1908年の作『逆光の裸婦』を模写しました。ボナールは印象派、フォービスム、さらにはジャポニズムの影響を受けた多彩な画家です。 1900年代に入り、ボナールは印象派へ回帰したかのような光溢れる作品に取り組みます。本作はそのような画風の代表作であります。画集で初めてこの絵を見た私は一目惚れしました。この時代には珍しいボブヘアのモデルの女性も魅力的だし、陽光の差し込むヨーロッパ的な狭いアパートメントも素敵です。この絵には「オーデコロン」という副題が付けられています。たらいで入浴した後、日差しを浴びて香水を胸元に吹き付けているのでしょう。ソファーの柄にあるバラの香りが漂ってきそうです。 さて、この絵のモデルはマルトと呼ばれたボナール最愛の妻です。マルトは神経症を患っており、異常なまでの入浴好きだったそうで、この絵もそうした生活の中の一場面を捉えたのでしょう。そうした意味も含めて私はマルトの姿に、十和田湖畔に建つ高村光太郎作の「乙女の像」を重ねたのであります。。。。
by Patch_It_Up
| 2016-07-22 21:13
| 名画模写
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