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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。 facebookもよろしく→https://www.facebook.com/tarutana カテゴリ
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追悼、『浪人街(Roningai)』の原田芳雄を描く
水彩・A4(20×27cm)※画像をクリックすると拡大します
1990年、上野の映画館でこの『浪人街』を観た。今思うと、バブルに浮かれていた当時の世相とはかけ離れた汗と埃と血にまみれた映画であった。クライマックスで原田芳雄は、上半身裸で汚い褌丸出しで髪振り乱して役人を斬りまくる。それは殺陣(たて)なんてカッコいいもんじゃなかった。 しかし、49歳の原田芳雄の勇姿に31歳の私はシビれた。「歳くってもああでいたいな…」と。以来この映画は原田芳雄映画のベストワンである。 その後、テレビでATGの『竜馬暗殺』を観たが、あの若き原田芳雄こそが坂本龍馬のイメージとして私の脳裏に定着した。 この作品『浪人街』を描いている時に、ふと頭に浮かんだ二人の俳優がいる。三船敏郎と松田優作だ。言わんとすることは分かっていただけると思う。 原田芳雄の訃報が報じられた時、日本中がサッカー女子日本代表の優勝に沸いていた。そして、巷でもテレビでも話題をシメる言葉は決まっていた。「それにしても今の日本は男がだらしないねぇ〜日本を救うのは女だねぇ」。ん〜、私も先日ブログで優勝前であったが「現代のアメノウズメ出よ!」などと書いたな…。こんな世相の中、原田芳雄のような男が逝ってしまったことが心底悲しくそして悔しいのであります。。。。
by Patch_It_Up
| 2011-07-22 17:25
| ムービースター画
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Comments(2)
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desire_san at 2011-07-25 14:58
こんにちは。時々訪問させていただいて、作品輪鑑賞させていただいています。
最盛期の原田芳雄の独特の魅力がうまく表現されていますね。躍動感溢れる作品が多いでですね 私は最近ロシアのペテルブルグに行き、エルミタージュ美術館に行きました。 まず、宮殿装飾などの写真と所蔵のルネサンス絵画についてみた感想などをブログに書いてみました。ご覧になっていていただけるとうれしいです。 よろしかったらブログに感想などなんでも結構ですので、コメントをいただけると感謝致します。
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Patch_It_Up at 2011-07-28 15:29
> desireさん、いつもどうもです。
原田芳雄、車椅子での最期の姿が悲し過ぎました。 いつまでもあの頃のギラギラした演技を忘れません。 おお、エルミタージュですかぁ。うらやましいですねぇ。 私は20年前、モスクワに短期滞在したことがあって、 サンクトペテルブルグに足をのばそうと思ったのですが 叶いませんでした。 御ブログの記事楽しみに読ませていただきます。
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