ご挨拶
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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。 facebookもよろしく→https://www.facebook.com/tarutana カテゴリ
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贅沢過ぎるポルノ映画『ペーパー・ボーイ 真夏の引力』
"Nicole Kidman in The Paperboy"
127×180mm・透明水彩 いつの間にか愛しのニコール・キッドマンがとんでもない映画に出ていた。 『ペーパー・ボーイ 真夏の引力(2012)』。キッドマンの他、マシュー・マコノヒー、ザック・エフロン、 ジョン・キューザックといった豪華なキャスティングであるが、これは正真正銘のポルノ映画である。1960年代末期の米国南部という舞台設定が刺激的で、一見『ミシシッピー・バーニング』のような展開が予想されるのだが、かのアン・マーグレットばりのセクシーさでニコール・キッドマンが登場してからは、怒濤のエロティックな展開にクラクラムクムクである。劇中でキッドマンが「性欲が強過ぎるバービー人形」と形容されるのであるが、笑ってしまう程ピッタリである。昭和ド真ん中のメイク、ヘアスタイル、ファッションも堪りません。 ネタバレにならない程度にストーリーと見所を紹介しましょう。 フロリダの小さな町で父親が経営する地元新聞社を新聞配達(ペーパーボーイ)として手伝う二十歳の童貞ジャック(ザック・エフロン)。その兄である大手新聞社の記者ウォード(マシュー・マコノヒー)が死刑囚ヒラリー(ジョン・キューザック)の冤罪疑惑を再調査するために黒人同僚記者ヤードリーと帰省する。そこへ服役囚と文通することを趣味としている女シャーロット(ニコール・キッドマン)が取材協力を目的として現れる。シャーロットはヒラリーと文通によって意気投合し、婚約まで交わしている。ジャックはシャーロットに一目惚れし、刑務所でのヒラリーとの面会に同行する。 ウォードたちの取材を無視し、初対面のシャーロットに「足を開け」「パンストを引きちぎれ」と命令するヒラリー。シャーロットも欲望をむき出しにして反応します。 …これがそのシーン。 物語は、ヒラリーが冤罪なのかどうかを巡ってミステリー化してゆくのですが、ジャックの童貞をいただくシャーロット、ヤードリーともセックスしてしまうシャーロットと、どうしようもないアバズレをニコール・キッドマンがネットリと演じてくれます。しかし、最も衝撃的なのがジャックが密かに尊敬する兄ウォードの大変態性癖が露呈してしまうことなのです。ここが映画の最大の山場ですな。 めでたく釈放となるヒラリーは真っ先にシャーロットの元を訪れ、獣のようなセックスを繰り広げます。ここも見物ですな。 そしてクライマックスを迎えるのですが、私としては、最後に更なる衝撃を期待していただけに、意外にアッサリとした結末でした。 この映画はピート・デクスターという作家による1995年のベストセラー小説を原作としている。おそらく原作は極上の官能小説でしょう。是非読んでみたいものです。 予想通り、この映画の評価は二分しています。まあ、映画に何を期待しているかで、評価は割れるでしょう。 私のような者にとっては、ニコール・キッドマンがここまでやってくれた最高のポルノ映画でした。。。
by Patch_It_Up
| 2014-07-29 18:21
| ムービースター画
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