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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。 facebookもよろしく→https://www.facebook.com/tarutana カテゴリ
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作品『義経の腰越状を書く弁慶』"Yoshitsune and Benkei" 27×20cm・Watercolor painting 源平合戦での軍功によって後白河法皇に任官された義経は、鎌倉へ凱旋しようとするが、頼朝の逆鱗に触れ鎌倉入りを許されず、腰越の満福寺に足止めされます。この寺で書いたとされる頼朝への詫状を「腰越状」と言います。 満福寺には、弁慶の筆跡とされる腰越状の下書きと伝えられるものがあります。寺は歴史巡りの観光地になっており、義経と弁慶の芝居の一場面のような真新しい石像もありました。 この寺で、義経はどんな思いで兄頼朝からの連絡を待っていたでしょう。たまには人目を避けて江ノ島を望む海辺で心を鎮めたのでしょうか。 寺での静かな時間に、絞り出すような義経の言葉を高ぶる感情を抑えながら口述する弁慶の姿を、私は想像したのであります。。。。
by Patch_It_Up
| 2015-09-19 21:42
| 日本の趣
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