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お部屋に絵を飾りましょう
by 棚倉樽
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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。
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映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』を観る

 2010製作、浅野忠信・永作博美主演の日本映画。何の予備知識もなく観たのであるが、戦場カメラマン・故鴨志田穣の自伝的小説の映画化で、永作博美演じる元妻は漫画家の西原理恵子がモデルなのである。
 どうしようもないアルコール依存症のカメラマン塚原安行(浅野忠信)の闘病記のようなお話。仕事のストレスで重度のアル中になった塚原はDVで離婚、仕事も失い、母親(香山美子)と暮らしているが酒を止められずとうとう血を吐く。ガンマGTPの数値は1800、内臓はボロボロになっており、断酒のために依存症専門クリニックでの治療を受けることに。それでも断酒出来ず、精神科病院へ入院。
 ん〜ガンマ1800というのは凄いね、私も十年ほど前にガンマGTPが400まで上昇し、「酒を絶つか、運動しなければ、早死にするぞ」と主治医に脅された。以来酒を控え、自転車やジョギングによって、現在はガンマ数値40以下にとどまっている。
 身体を壊すことより、酒を飲んで暴れるのはもっと問題だ。まあ人のことは言えない私ではあるが、この映画のように旦那の酒癖の悪さで苦しんでいる女房が世間にはどれだけいることだろう。いやいや、その被害は家族全員、職場、友人にまで及んでいるであろう。

 数年前、私がある疾患で都内の大学病院へ救急搬送された際、それを象徴する出来事があった…、
 救急病室での翌早朝、カーテン越しに医者と若い女性の話し声が聞こえてきた。どうやら、酒を飲んで暴れた旦那が階段を転げ落ちて足を怪我して昨夜搬送された様子。
「どうやらご主人は酒乱のようですね」と医者。
「シュランて?」自覚のない奥さん。
「飲むと暴れるんでしょ。昨夜も大変でしたよ。これは酒乱なので、この病院では対応できない」と医者は脳神経系の医療センターを紹介している。
「その病院に行くと治るんでしょうか?」
「いや、暴れる原因が分かるだけで、酒を止めなければ絶対に治りませんよ」
「そうなんですか。でも足が治るまではここに置いてもらえるのでしょうか」
「怪我は大したことありませんが、他の患者さんへ迷惑がかかりそうなので個室になりますよ」
「個室ですかぁ?」と涙声になる奥さんに間髪入れず看護師が、「一日7万円か15万円のお部屋になります」だと。
「そんなぁ、無理ですよぉ」と泣き出す奥さん。
「まあご家族で相談してください。でもね奥さん、何度も暴力振るわれているんでしょ。それって病院に来るんじゃなくて、警察を呼ぶことなんですよ」と言って医者は出て行った。
 …それからどうなったのかは分からないが、私も7万円の部屋へ移されるのかばかりが気になって人の心配どころではなくなった。幸い模範囚の私は救急病室で三日間過ごし差額ベッド代無しの部屋へ移された。

 今、日馬富士の暴行事件が連日報道されているが、あれも酒の席での事件。「酔っていたから」と許されることではないが、世間は酒に甘過ぎるのではないか。力士だろうが一般人だろうが、本来酒を飲んではいけない人間がいるのであろうね。
 これからの忘年会シーズン。「俺、アブねえかな」と思う人は、この映画を観ておくことを勧める。ちょっとした間違いで、『酔いがさめても、うちに帰られない』ってことにならないように。。。。
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by Patch_It_Up | 2017-11-25 19:29 | 本・映画・音楽
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