お部屋に絵を飾りましょう
by 棚倉樽
ご挨拶
福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。
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第一章・五『三貴紳の誕生』

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#5. ”The birth of three precious deities"

17×30cmCanson Figueras canvas paper-oil painting

From Japan's oldest history book "Kojiki" (712).

The father deity "Izanagi" who survived from the land of Hades, decided to purify the body on the waterside. Taking off his clothes, the deity of the journey and the deity of the food was born. After washing the body, the deity of disaster prevention and the deity of voyage were born. Finally when he washed his face, three precious deities were born. The female deity "Amaterasu" was born from the left eye, the male deity "Tsukuyomi" from the right eye was born, and from the nose was born the male deity "Susanoo".

IIzanagi gave a sacred necklace to Amaterasu, and ordered, "You must become a deity of the sun and dominate the heavenly world". Next he ordered Tsukuyomi, "You must become a deity of the moon and dominate the world of the night". Finally he ordered Susanoo, "You must dominate the sea".

Amaterasu and Tsukuyomi followed the instructions of Izanagi, but Susanoo started crying without going to the sea. Izanagi asked, "Why?". Susanoo replied, "I want to go to the land of Hades where mother deity Izanami lives!" . The evil spirits who heard it were pleased. Izanagi was furious and banished Susanoo from the ground…

The female deity "Amaterasu" that appeared in this chapter is the deity of the Japanese imperial family. And the most precious deity of Japan.

 黄泉の国から生還した伊邪那岐命(イザナギノミコト)は、禊(みそぎ)をするために筑紫国日向の阿波岐原へ行った。水に入って体を清めようと帯や衣を脱ぎ捨てると、旅の神や食糧の神などが生まれた。水に入って体を洗うと、災いを鎮める神や航海の神などが生まれた。

 最後にイザナギが清流でお顔を洗うと、もっとも優れた三柱の神が生まれた。左目をお洗いになった時に天照大神(アマテラス)、右目をお洗いになると月読命(ツクヨミ)、鼻をお洗いになると須佐之男命(スサノヲ)が現れた。

 喜んだイザナギは、最初に生まれた女神アマテラスに玉の首飾りを授け「お前は太陽神となって高天原(たかまがはら)を治めよ」と命じた。男神ツクヨミには「月神となって夜の世界を治めよ」と命じた。末弟神のスサノヲには「海原を統治せよ」と命じた。

 アマテラスとツクヨミは直ちに天上へ向かったが、スサノヲは海へは向かわず泣きわめいた。「なぜお前だけ私の命に従わないのだ」と問うイザナギに、スサノヲは「私は母なる神イザナミのいる黄泉の国に行きたいのです」と答えた。それを聞いた悪霊どもが騒ぎ出した。激怒したイザナギは「お前はこの国に住んではならない!」と、スサノヲを葦原中国(あしはらのなかつくに=地上界)から追放したのである…。


 本章の特筆すべきは、イザナギが生み出した三柱の神の中で、女神であるアマテラスだけに贈り物をし、天上界を司る最も高貴な任務を与えたことです。これによってアマテラスは後に「皇祖神」・「総氏神」として崇められることになった訳です。ツクヨミは、本章だけに登場する神で、その存在は謎に満ち現在でも様々な解釈の元になっています。スサノヲは、世に出てすぐに母親がいないことに気づき、「お母さんに会いたい、お母さんは何処?」と駄々をこねる情けない末っ子神です。これは黄泉の国までイザナミを追った父神イザナギの遺伝子を受け継いだとも言えます。このように男神たちを人間臭く例えることによって、女神アマテラスをより崇高な存在とする意図があったのではないでしょうか。

 次章からはアマテラスとスサノヲが主人公となり、さらなる奇想天外な物語が展開されるのであります。。。。


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by Patch_It_Up | 2018-01-13 10:18 | 古事記・絵物語 | Comments(0)
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