お部屋に絵を飾りましょう
by 棚倉樽
ご挨拶
福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。
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第一章・八『天岩戸開き』

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#8. ”The resurrection of Amaterasu"

30×38cmCanson Figueras canvas paper-oil painting

From Japan's oldest history book "Kojiki" (712).

Amaterasu hid in the cave. Then, both the heavenly and the earthly world were surrounded by darkness, a storm happened, and evil spirits spread. All the Deities gathered and discussed what to do. The Deity of wisdom said, "Let's do a festival in front of the heavenly rock door." The deities agreed and made sacred mirror and jewels as offerings. They decorated them on a sacred tree and gave a celebration. And the Deities played music.

At that time, the female deity of the entertainment "Ameno-uzume" appeared, blew out the kimono and started dancing. The deities who saw it laughed with joy.

Amaterasu opened the door of the rock a little and looked into the sight. And she said, "Why are you making fun?" At that moment, the Deity of power "Amenotajikara" opened door and pulled out Amaterasu from the cave.

Thus the night of the heavenly and the earthly world dawned, evil spirits were sucked into the whirlpool of the heavens and the earth...

 天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩屋戸(あまのいわやと}にお隠れになり、暗黒の世になった。そして、悪霊・魔物が跋扈し、あらゆる災いが起こった。困った八百万の神(やおよろずのかみ)は天の安の河原に集まり、知恵を司る思金神(オモイカネノカミ)に相談した。オモイカネは岩戸の前で祭りを催すこととした。まずは、夜明けを願って多くの鶏を鳴かせた。次に神器とする鏡「八尺鏡(やたのかがみ)」と「八尺勾玉(やさかのまがたま)」を作らせ、榊(さかき)に飾った。それを供えものとし、祝詞(のりと)を上げさせた。岩戸の脇に腕力を司る「天手力男神(アメノタヂカラオノカミ)」が待機した。

 神楽が始まると、ヒカゲカズラを襷にかけ、笹の葉を手に持ち、ツルマサキの髪飾りをした芸能の女神「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」が現れ、衣の前をはだけて踊り出した。踊りが激しくなるにつれて神々は歓喜し、大声で笑った。

 その時、岩戸が少し開き、アマテラスが外を覗きこうおっしゃった。「私が隠れて闇の世界になったというのに、何故にウズメは楽しく踊り、皆が騒いでいるのです?」。アメノウズメは、「あなた様より尊い神がここにいらっしゃるのです」と答えた。アマテラスは鏡に映る自らの姿をご覧になり驚かれ、その神をもっと近くでご覧になろうと岩戸から少しお出になられた。その瞬間、アメノタヂカラが岩戸を引き、アマテラスの手を掴んで外へ引き出した。

 こうして、天上界(高天原=たかまがはら)と地上界(葦原中国=あしはらのなかつくに)に夜明けが訪れ、悪霊・魔物どもは天と地の渦に飲み込まれ、この世に平穏が戻った。

 災いをもたらしたスサノヲは神々に捕らえられ、高天原を追放になったのであります


 スサノヲが高天原で乱暴狼藉を繰り返したのは何故だったのか。私が思うに、黄泉の国にいる母なる神イザナミに会いたいという心が、悪霊を呼び起こし、それらに取り憑かれ高天原を征服するよう操られたのではないか。言うなれば「死者に対する思い」への戒めであるのでしょう。

 オモイカネノカミが作らせた八尺鏡と八尺勾玉は、後に天皇の皇位の印である「三種の神器」のうちの二つです。残りのひとつである「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」はスサノヲによってもたらされますが、そのお話はもう少し先です。。。。


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by Patch_It_Up | 2018-01-25 20:28 | 古事記・絵物語
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