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by Patch_It_Up
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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。
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第二章・ 五『天若日子の還矢(アメノワカヒコのかえりや)』

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Graphic saga "Kojiki"

Chapter 2 #5. “The return arrow”

30×17cmCanson Figueras canvas paper-oil painting

From Japan's oldest history book "Kojiki" (712).

Amaterasu tried to rule the earthly world made by Ookuninushi to her own children. First, she dispatched the one child to the earthly world. However, he came back after saying “The earthly world is noisy." Then the child sent by Amaterasu became a follower of Ookuninushi.

The troubled Amaterasu consulted with the other Deities of the heavenly world. The Deities suggested that "you should send Amenowakahiko that is not your child." Amaterasu gave a sacred bow and arrow and sent Amenowakahiko to the earthly world.

Amenowakahiko, who got off to the earthly world, immediately married Ookuninushi's daughter, Shitaruhime, and happy lived it without anything without anything. Eight years passed. Amaterasu got angry. And she talked with other the Deities. The Deities suggested "You need to send a pheasant to the earthly world and tell your words."

The pheasant flew to the house of Amenowakahiko. The pheasant stopped at the maple tree, and conveyed the words of Amaterasu. The shrine maiden "Amenosagume" who heard it said, "Because this bird is noisy, let kill with your arrow." Amenowakahiko has shot a pheasant. The arrow flew to the heavenly world through the pheasant 's body.

Amaterasu, who saw that arrow, told one of creation Deities "Takamusuhi", "This is the one I gave to Amenowakahiko." Takamusuhi said, "I will throw this arrow, if there is an evil heart in Amenowakahiko, this arrow will hit him."

The arrow flew to the earthly world, and stuck in the chest of Amenowakahiko. he died...

 須佐之男命(スサノヲノミコト)の命によって大国主神(オオクニヌシノカミ)が地上界・葦原中国(あしはらのなかつくに)を完成させた頃、高天原の天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、「我が子、天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)に葦原中国を治めさせる」と宣言し、アメノオシホミミを天降りさせた。アメノオシホミミとはスサノヲとの誓約(うけい)によって生まれた神である(第一章・六)

 天と地を結ぶ「天の浮橋」に立ったアメノオシホミミは、葦原中国がひどく騒がしいことを知って引き返してしまう。荒ぶる地上界の神々(国つ神・くにつかみ)を屈服させ、天つ神(あまつかみ=天上界の神)に葦原中国を治めさせたいアマテラスは、高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)に相談し、再び我が子、天菩比神(アメノホヒノカミ)を派遣するが、アメノホヒは逆にオオクニヌシに従ってしまい、三年経っても事は進まなかった。

 困ったアマテラスは神々に相談し、今度は我が子ではない天若日子(アメノワカヒコ)を遣わした。この時、アメノワカヒコには神聖な弓矢を与えた。

 天降って早々アメノワカヒコは、オオクニヌシの娘「下照比売(シタテルヒメ)」を妻にし、葦原中国を我がものにしようと企んだ。そして八年もの間、アマテラスには何の報告もせず勝手気ままに暮らした。怒ったアマテラスは神々に相談し、一羽のキジを伝令としてアメノワカヒコの屋敷へ遣わした。キジは屋敷の楓の木に止まり、「何故に報告もせず使命も果たさないのか」とアマテラスの詔を伝えた。それを聞いた天佐具売(アメノサグメ)という巫女が、「この鳥はうるさいので弓で射ってしまわれては」と進言する。言われるままにアメノワカヒコはアマテラスから賜った弓矢でキジを射ってしまった。

 矢はキジを貫いて高天原まで届いた。矢を見たアマテラスは、アメノワカヒコに与えた矢であるとタカミムスヒに伝えた。タカミムスヒは、「もしアメノワカヒコに邪心があれば、この矢は奴に当たる」と言って、矢を地上界へ投げ返した。矢はアメノワカヒコの胸に突き刺さり、死んでしまうのでした


 本章では、還矢=返し矢は、必ず命中することを戒めとしており、弓矢を神聖なものとしています。縄文・弥生時代の遺跡から祭祀用と思われる弓が出土しており、正月の縁起物として破魔矢を我々が買い求めるのも古代からの伝承なのでしょう。それにしても、キジを射ってしまえと進言したアメノサグレなる巫女の存在が謎めいて不気味です。

 この還矢の逸話、昨今の我が国の野党のお家芸「ブーメラン」を連想します。ああいう人たちには是非古事記を読んでいただきたいが、「日本大嫌い」の彼らが読むはずもないか(笑)。。。。


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by Patch_It_Up | 2018-02-23 08:58 | 古事記を描く
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