お部屋に絵を飾りましょう
by 棚倉樽
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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。
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第二章・ 八『木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)』

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Graphic saga "Kojiki"

Chapter 2 #8. “Ruler's marriage”

30×17cmCanson Figueras canvas paper-oil painting

From Japan's oldest history book "Kojiki" (712).

"Ninigi" who became a ruler of the earthly world met a beautiful woman, one day. She is the daughter "Sakuyabime" of the mountain deity "Ooyamatsumi". Ninigi fell in love with Sakuyabime instantly. And he told her, "Please marry me."

Sakuyabime replied to Ninigi, "My marriage partner is decided by my father." Ninigi sent a letter to Ooyamatsumi wrote, "I'd like to marry your daughter." Ooyamatsumi was very pleased. And he sent his first daughter "Iwanagahiime" along with household goods to the palace of Ninigi. Ninigi was surprised to see Iwanagahiime. She was a very ugly woman. Ninigi left only Sakuyabime and returned Iwanagahiime to Ooyamatsumi. And that night, Ninigi and Sakuyabime were tied.

Ooyamatsumi was very angry. And to Ninigi, "Iwanagahiime is a female Deity that brings eternal life to you.Sakuyabime is a female Deity that brings prosperity to you.You choose Sakuyabime only, so you die like a human one day," he sent words of curse.

After that, Sakuyabime gave birth to the three Deities. One Deity of them "Hoori" is the grandfather of the first Emperor "Jinmu-Tenno”…

Sakuyabime is worshiped by Japanese as “The female Deity of cherry blossoms".

 葦原中国の統治者となった邇邇芸命(ニニギノミコト)は、ある日笠沙の岬(鹿児島県南さつま市笠沙町野間岬)で美しい女性に出会った。彼女は山の神・大山津見神(オオヤマツミノカミ)の娘、木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)である。ニニギはサクヤビメに一目惚れしてしまい、即座に求婚した。

 サクヤビメは、「私には石長比売(イワナガヒメ)という姉もおりますので、父からお答え申し上げましょう」と言った。ニニギは直ちにオオヤマツミの元へ遣いを送り、求婚の旨を伝えた。オオヤマツミは大いに喜び、嫁入り道具のみならず長女も添えてニニギの御殿へ送った。

 一旦は喜んだニニギであったが、イワナガヒメを見て驚いた。姉妹とは思えないほど姉は醜かったのである。ニニギは恐れさえ抱き、イワナガヒメだけを実家に送り返した。そしてその夜、ニニギとサクヤビメは結ばれた。

 一人泣きながら戻った長女の姿を見て、オオヤマツミは大いに恥じ怒り、次のように申し送った。

 「私は、天つ神御子(ニニギ)のお命が永遠に岩のように動きませぬようにとイワナガヒメをお送りした。また、天つ神御子のご子孫に花が咲くが如く栄えあれとサクヤビメをお送りした。しかし、イワナガヒメは返され、サクヤビメだけをお選びになった。よって天つ神御子のお命は、桜の花のようにはかないものになるでしょう」

 しばらくしてサクヤビメは懐妊した。しかしニニギは、「一夜だけの契りで子が出来たとは怪しい」と妻の貞操を疑った。怒り悲しんだサクヤビメは産小屋へ閉じ籠ってしまった。

 いよいよ出産という時、サクヤビメは小屋に火を放ち、「無事に生まれれば、それはあなたの子です」と宣言した。

 こうしてサクヤビメは三柱の男児、火照命(ホデリ)、火須勢理命(ホスセリ)、火遠理命(ホオリ)を燃え盛る火の中で産んだのであります


 伊邪那美命(イザナミノミコト)の呪いによって人間には寿命が与えられました(第一章・四)。一方、神には寿命がありません。しかし本章で、天孫にして天皇の祖であるニニギはオオヤマツミの怒りを買って寿命を与えられてしまいます。つまり、この事件によって代々の天皇にも人間と同じく寿命が与えられたのであります。

 また、コノハナノサクヤビメは、火中での出産から安産と火消しの女神として祀られていると共に、富士山の頂上から桜の花びらをまき、国中に桜を広めたという伝説から「桜の女神」ともされています。。。。


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by Patch_It_Up | 2018-03-07 19:36 | 古事記・絵物語
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