お部屋に絵を飾りましょう
by 棚倉樽
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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。
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第五章・ 四『雁の卵』

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Graphic saga "Kojiki"

Chapter 5 #4. “Eggs of the wild geese”

17×30cmCanson Figueras canvas paper-oil painting

From Japan's oldest history book "Kojiki" (712).

By the good politics of The Emperor Nintoku, Yamato country was peaceful for a long time. One day, the Emperor took a walk in the mountain and found a wild goose nest. There were several eggs in that nest. The Emperor asked to Minister Takenouchi, "You have lived long, but have you ever seen that wild geese bred eggs in this country?" Takenouchi replied, "Because the wild geese are migratory birds, no eggs are laying in this country." The Emperor asked Takenouchi, "Why have eggs in this nest?"

Takenouchi replied, "It was because the wild geese thought that this country would be peaceful forever, and they were relieved, they gave birth to eggs.”

Takenouchi leaves this world five years later. He served as Minister of the Emperors for five generations. It is reported that he died was 280 or 295 years old…


I like this episode.

 大和国の平穏は長く続いた。ある年の収穫祭(新嘗祭)の頃、仁徳天皇は、比女島(ひめしま=大阪市西淀川区姫島付近)を散策された。そこで雁(かり)が卵を産んだ巣を見つけた。天皇は、老大臣の建内宿禰(タケノウチノスクネ)に、こう尋ねた、「誰よりも長生きの建内宿禰よ、この大和国で雁が卵を産んだと聞いた事があるか」。タケノウチは、「雁は渡り鳥なので、大和国で卵を産むことはございません」と答えた。天皇は巣を指差し、「そなたの言うことに偽りはないであろうが、これはどういう訳であろうか」と申された。タケノウチは、「帝(みかど)のご子孫が、末長くこの国をお治めになるであろうと安心して雁が卵を産んだのでございましょう」と答え、群れから離れ空を舞うつがいの雁を見つめたのである…。


 この年、仁徳天皇紀五十年(西暦362年)。雁の卵を見て安心したのでしょうか、五世代の天皇に仕えた建内宿禰はこの五年後に他界します。享年280とも295とも伝えられています。

 前章に続き目立たぬ逸話ではありますが、静かに心に残るエピソードであります。。。。


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by Patch_It_Up | 2018-06-12 11:16 | 古事記・絵物語
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