ご挨拶
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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。 facebookもよろしく→https://www.facebook.com/tarutana カテゴリ
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最後の初詣
母が亡くなって、一ヶ月になろうとしています。
療養中だったとはいえ、あまりにも突然だったので気持ちの整理がつかず茫然自失の日々を過ごしておりました。 八年間介護に追われていた生活は不安と緊張に満ちていましたが、私にとってそれは心身を健全に保とうとする原動力になっていたことを今になって感じています。 ようやく、後悔やら自責の念が薄れ、これからの生活を前向きに考えられるようになりました。 皆様、今後とも変わらぬお付き合いの程よろしくお願いします。 「松戸 雷電神社」 水彩・コットマン中目 F3(22×27.3cm) ※画像をクリックすると拡大します 生まれて初めて、たったひとりの年越しを迎えました。 年が明けて直ぐに近所の雷電神社へ出掛け、服喪中なので鳥居の外から参拝客の列を眺めました。 思えば、この八年間で母を初詣に連れて行ったのは一度だけでした。 七年前の正月二日午後、もう参拝客もいない雷電神社へお詣りに。絵はその時の光景を思い返して描いたものです。 あの時の母は、長い石段を自力で上れたのでした。あらためてその後の衰えを実感せずにはいられません。翌年からはおっくうがって、「お前が二人分拝んでこいや」と出たがりませんでした。 四十九日の二月十二日が過ぎたらお詣りに行こうと思います。もしかしたら、母もこのStairway to Heavenを上ってゆくのかも知れませんね。。。。
by Patch_It_Up
| 2010-01-24 18:49
| 松戸名所図会
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Comments(2)
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Joy.D
at 2010-01-25 15:07
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こんにちは。Taruさん、どうされているかな・・・と、ずっと思っていました。
優しい絵・・・でもやっぱり、悲しみが伝わってきます。 もっとこうしてあげれば良かった、ああしてあげていたら、、というのは 遺された者、きっと誰もが思うことなのでしょうね… Behind the clouds, the sun is always shinig... ゆっくり、少しずつ、元気になっていって下さいね。
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樽
at 2010-01-25 20:48
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>Joy.Dさん ありがとうございます。
16年前に父親を亡くしているのですが、母親の場合は100万倍の悲しみでした。子供たちの手前、涙も我慢しようと思っていたのですが、無理でした。 そして、我慢することを止めたら、日を追うごとに気持ちが上向いてきました。四十九日が済んだらもう大丈夫でしょう。
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