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福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。 facebookもよろしく→https://www.facebook.com/tarutana カテゴリ
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絵画のチカラ
カルロ・ドルチ 「悲しみの聖母(Mater Dolorosa)」1655年頃
先週、国立西洋美術館でこの絵を観た。 ドルチは17世紀フィレンツェを代表する宗教画家。 今まで何度もこの絵を観ていたのであるが、今回は感涙してしまった。 ぽっかりと空いた心の穴に、温かなミルクが注がれてくるのを感じた。 聖母が、代わりに悲しみを背負ってくれるのを感じた。 ドルチは幼少から敬虔な信仰心を持っていたという。もはや画家の域を超えて、聖人とも言える人格が成しえた奇跡の作品であると思う。 今日は母親の四十九日。 心穏やかに見送ってあげられるのも、この絵のお陰でもある…。 国立西洋美術館は、世界遺産登録に向けた建物調査のため本館を閉室しており、新館のみ常設展を今月14日まで無料で観覧出来る。 「悲しみの聖母」のみならず歴史的名作の数々を無料で観られたのは、申し訳ないくらいであった。。。。
by Patch_It_Up
| 2010-02-12 20:11
| 美術見聞録
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