お部屋に絵を飾りましょう
by 棚倉樽
ご挨拶
福島に生まれ青森に育つ。18歳で画家を志し上京。紆余曲折の末、50歳にして画業に専念。油彩&水彩の風景画・人物画に日々取り組んでいます 。
facebookもよろしく→https://www.facebook.com/tarutana

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<   2015年 03月 ( 13 )   > この月の画像一覧

「棚倉物語」

 この写真は56年前、福島県東白川郡棚倉町で「お七夜」の祝いに産婆さんに抱かれる私。
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 昭和34年3月30日、私は印刷屋さんの下宿で産婆さんの手によって産声を上げました。新米公務員だった父は、昭和31年に故郷の青森から棚倉町へ赴任したのでした。
 そして、私が産まれて三ヶ月後には青森へ呼び戻されたのです。
それから50年、私は一度も棚倉を訪れたことがありませんでした。
 2009年3月30日、節目となる50回目の誕生日の日、知る人もいない棚倉の地を私は初めて訪れたのです。まず最初に、父が残してくれた出生証明書にある産婆さんの名前と住所を辿り、お伺いすることに。駅前の古びた食堂や小さな鉄工所の親父に聞きながらそのお宅を見つけました。庭先で新聞を読みながら足の爪を切っているご老人に、「こちらは◯◯さんのお宅で?」と尋ねると、「そうだが、なんだね?」と怪訝そうに。「あの、50年前に産婆さんをされていたお宅で?」と、「ああ、そうだが、あんたは?」ってんで、例の写真を見せて「この赤ん坊が私でして、50年振りにご挨拶に伺った次第でして」と。爺様は、それはそれは驚いて、「まあ、上がってくださいな」と玄関先に私を通してくれたのであります。そして、「おーい、おーい」と二階へいる奥様を呼ぶのでありました。何事かとお婆様が現れたのですが、写真と出生証明書のコピーを見るなり、「あれまあ、よく尋ねてこられましたね」と大きな仏壇の扉を開けて、お産婆さんの遺影の横に私が携えた写真をお供えなすったのであります。「へえ、母様が取り上げた子供の親が挨拶に来ることはあったんけど、子供本人が来たんは初めてだね。しかも50年ぶりかね、この赤ん坊があんたかね?」と目頭を押さえました。「はいはい、お袋の話によると、私はなかなか生まれなかったようで、お産婆さんは3回も自転車で来たそうですよ」と話したら、爺様が、
「ん?、昭和34年の3月30日ってのは、オイたちの結婚式の日でねえかい?」と。
「あれあれ、そういえばそうだ。そうだったな、あの日は母様がお産があるからって、朝から大忙しで、結局オイたちの結婚式にも遅れてやってきたんだっけな」とお婆様。
「ああ、そうだったっけ。あん時のお産が、あんただったってことか。で、今日はオイたちの50年目の結婚記念日っつうことかあ」
と、三人で泣き笑いだよ。こんなことってあるかい?。なんだか小津安二郎か山田洋次の映画みたいだべ・・・。
ちなみに、お産婆さんは私を取り上げてから10年後にお亡くなりになられたとのことです。
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 棚倉には一泊してお袋に土産話を沢山持って帰ったけな。認知症がだいぶ進んでいたお袋だったが、私が撮ってきた、奇跡的に残っていた生家の写真などを見ながら、「ああ、そうであったな」と懸命に50年前を思い出していたっけな。
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 お袋には、「今度棚倉へ連れて行ってやっからな」と軽々しい約束をしたのであるが、あの年の12月に永眠しちまった。悔いが残らない訳はないだろう。
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 さて、生涯忘れられない誕生日を過ごした私であったが、50歳という節目に、「このままお袋の介護生活に埋もれてなるものか」と決心した日でもありました。棚倉からの帰路、水郡線の車中で、「画家を志して上京した俺、今一度絵を描こう」と画業に専念することに決めたのでありました。それまで、ブログネーム「タルサ・マクリーン」で友人を増やしていた私。これは映画「GIブルース」でのエルヴィスの役名から拝借した名前で、タルさんとみんなに呼ばれていたが、もっと画家らしい名前にしようと「潮来の伊太郎」や「国定忠治」、「吉良の仁吉」に習って、生国「棚倉」を画名にすることに。こうして「棚倉 樽」が誕生したのでありました。コトコト走る電車の窓から見える、桜がチラホラ咲いている山里の風景が目に焼き付いています…。
 
 お産婆さんの家の爺様と婆様は元気にしておられるかなと思う、56回目の誕生日であります。。。。
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by Patch_It_Up | 2015-03-30 23:40 | 棚倉名所図会

開幕、マートン・サヨナラ弾!!

よっしゃぁぁーーー!!!。
開幕戦、延長10回、マートン・サヨナラ弾!!。
それにしても、いい試合だったあ。やっぱ、日本のプロ野球っていいですねえ。ぐえっ、巨人も勝ちやがった…。
金も名誉もないけれど、俺には阪神タイガースがある!!。今年も応援しまっせ!!。。。。
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by Patch_It_Up | 2015-03-27 22:02 | アスリートの肖像

国立公文書館で「JFK 展」を観る

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 我が学び舎・東京国立近代美術館へ行って、ついでにお濠の桜でも眺めて来ようと竹橋駅を降りたら、JFKのカッコいいポスターがデーンと目に入った。近代美術館の隣の国立公文書館で催されている「JFK-その生涯と遺産 展」。今月初め、キャロライン大使と安部総理がオープニングレセプションに出席したニュースを見てこの展示会のことは知っていた。
 私はケネディ信奉者ではないし、敷居の高そうな国立公文書館など滅多に入る機会もなく、しかし低額納税者ではあるが日本国民であるからにして、堂々と入館したのであります。
 信奉者ではないものの、JFK関連の映画はほとんど観ているし、だいぶ前になるが「ケネディ家の悪夢」という実にスキャンダラスなノンフィクションを読んだりと、知識はそれなりに備えているつもりなので、展示内容は分かりやすく、生々しい資料の数々には息を呑んだ。特に我が国との関係資料は興味深い。例えば、JFKの葬儀に天皇陛下の名代として当時の皇太子殿下と妃殿下の参列を宮内庁へ打診した外務省の文書などは国立公文書館ならではの公開資料である。
 JFK暗殺の前年、ロバート・ケネディ司法長官が来日していたことを今回の展示で初めて知った。我が国の熱烈歓迎ぶりが当時の報道資料から伝わってきた。1978年にはエドワード上院議員と供に当時二十歳のキャロラインが初来日し、広島の原爆慰霊碑へ献花した時の写真も。
 知ったかぶりのジジイ来場者(美術館にもこういう年寄りがたまにいるよな)が「そうそう、キューバ危機の時にフルシチョフはケネディをガキ扱いだったんだ!」などと大声で解説しているのには閉口したが…、会期は5月10日まで、入場無料なので、もう一度ジックリ閲覧しに行こうと思うのでありました。。。。
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by Patch_It_Up | 2015-03-26 19:34 | 美術見聞録

絵画作品Tシャツ第9弾『春光の佃小橋』

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タル・タナクラのオリジナルTシャツ第9弾、『春光の佃小橋』。
東京の新名所・佃界隈を描いた水彩画です。春らしいデザインをどうぞ。。。。
ご購入はこちら→http://tshirtdesuga.thebase.in/items/1286955
※税込¥2,160-。
※1回のご注文毎の送料350円。

タル・タナクラ「Tシャツですが?」専用ページはこちら↓
http://tshirtdesuga.thebase.in/category/タル・タナクラ
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by Patch_It_Up | 2015-03-25 11:34 | 絵画作品Tシャツ

出光美術館「小杉放菴 展」を観る

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 東京丸の内の出光美術館にて「小杉放菴 展」を観る。没後50年の大回顧展であった。放菴といえば、私は平成22年に同じ出光美術館で催された「日本美術のヴィーナス 展」で、代表作の「天のうづめの命」を観て感銘を受け、画伯の絵コンテを元に私なりの「天宇受賣命(Ameno-uzume)」を描き上げたほどにしばらくは放菴に魅了されておりました。

作品(古事記より)『天宇受賣命(Ameno-uzume)』
油彩・F6(40.9×31.8cm)
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 今回も、チケットやポスターには「天のうづめの命」が使われ、この絵との再会も楽しみにしておりました。東大・安田講堂の壁画も手掛けた我が国を代表する画家への賛美は、新聞記事や、美術展マニアのなんでも絶賛サイトに任せるとして、私は別な角度から感じたことを記すことにいたしましょう。
 本展は回顧展らしく、放菴の画業を時系列で辿る構成となっていた。その冒頭「第2章、西洋画による洗礼」のコーナーで、ある作品からデジャヴ的な眩暈を覚えてしばらく立ちすくした。明治44年、第5回文展で最高賞を得た「水郷」という作品。小舟の上で網を手入れする漁師を描いた何気ない作品である。
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「これと同じような絵を俺は何処かで見ている」と記憶を辿った。俺にとっては重要な画家の作品、同じく明治の絵だ…ん~、青木繁の絵だ。そう、青木繁の「秋声」だ!。
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 文展とは、明治40年に第一回が開催された文部省美術展覧会のことで現在の日展の前身である。青木は「海の幸」「わだつみのいろこの宮」で明治美術界にセンセーションを巻き起こしていたが、画壇の重鎮や公募展では認められず不遇の極みに苦しんでいた。崖っぷちからの脱却を図り第三回文展に出品したのが「秋声」であった。この絵を私は2011年にブリヂストン美術館で観ているのであるが、131×98.6cmという大きさ以外、何も心に残らない凡作であった。庭に佇む女性を描いているのであるが、注文によって差し障りなく描いた絵だとしたら納得出来る程度の絵である。渡辺 洋著「青木繁 伝」によると、「この絵は、黒田清輝らの印象派風写実主義を好む文展審査員たちを意識して、木の葉の一枚にいたるまで神経を使って描き上げたが、覇気を失った繁を象徴するような、テーマも構図も平凡なものになった。」とある。つまり、青木の天才性のカケラもない絵だということを、私も直感したのである。
 さて、放菴の「水郷」、その繊細な表現を賞賛する声もあれば、かの夏目漱石すら「画家の感情が籠っている」と評価したそうである。そうかな?、確かに繊細で上手な絵ではあるが、黒田清輝先生が如何にも好みそうな画風ではないかい。理屈は別にして、私はこの絵を観て、青木の「秋声」を観た時と同じ虚脱感にその場に崩れそうになったのである。
 異端児青木はドン底の生活から這い上がるために、デッ嫌れえな黒田先生お気に入りの絵を描いて見事に落選、優等生放菴は同じことをやってヨシヨシの入賞。青木は文展落選後、九州を放浪、酒と女に溺れ、三年後に「朝日」という一枚の絵を残して28年の生涯を閉じる。一方の放菴は、文展の連続入賞後、銀行家の支援によって渡欧、帰国後、東洋回帰など自由奔放に画業を重ね、東大・安田講堂大壁画制作などの大事業も手掛けることに。夏目漱石に同じように絶賛された二人の才能ある画家は、「文展」を起点として真逆の道を走ってゆくのであった。
 「◯◯先生っぽい絵じゃないと入選しないのよ」とか「◯◯先生のお気に入りじゃないと画家としてデビューできないのよ」といった我が国美術界の伏魔殿的体質は、黒川博行 著「蒼煌」や、数年前の日展での不祥事を挙げるまでもなく、100年前の文展発足時から出来上がっていたのである、ということを放菴の一枚の絵を観て感じた次第であります・・・。
「小杉放菴 展」は今月29日まで、明朗かつ奔放な放菴芸術に触れる絶好の機会ですよ。。。。
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by Patch_It_Up | 2015-03-24 03:23 | 美術見聞録

喉に優しいフラボノガム

喉の治療の後遺症で、フリオ・イグレシアスばりの美声がトム・ウェイツみたいになっちまったい(笑)。いつになったら元通りになるのか…。
さて、口内を乾燥させてはいけないとの医師の指示で、タバコの替わりに絶えずガムを噛むことに。ところが、最近のガムのほとんどは「息さわやか」重視のために喉への刺激が強すぎるのである。健常であった時は気にならなかったのだが、今は一噛みした途端に咳き込んでしまう。
で、色々と試した結果、辿り着いたのが「フラボノガム」だ。これ、不思議に喉への負担が軽いのだ。ただし、どこのコンビニでも売っている訳ではない。私の知る限りでは「ファミリーマート」かな。そして、愛用していて発見したことがあってね。9枚入りのガムの包み紙のデザインが8種類あるんだよ。どういう意図なのか、面白いね。担当したグラフィックデザイナーのこだわりなのだろうな。
あくまで個人的な感想だが、喉を大切にするシンガーやアクターの皆さんにオススメの一品でございます。。。。
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by Patch_It_Up | 2015-03-19 21:20 | 未分類

絵画作品Tシャツ第8弾『春の渡良瀬橋』

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タル・タナクラのオリジナルTシャツ第8弾、『春の渡良瀬橋』。
森高千里の名曲でお馴染みの栃木県足利市「渡良瀬橋」の春の風景を描いた水彩画です。
良い季節のサイクリングやジョギングにどうぞ。。。。
ご購入はこちら→http://tshirtdesuga.thebase.in/items/1265270
※税込¥2,160-。
※1回のご注文毎に送料350円が掛かります。

タル・タナクラ「Tシャツですが?」専用ページはこちら↓
http://tshirtdesuga.thebase.in/category/タル・タナクラ
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by Patch_It_Up | 2015-03-15 09:23 | 絵画作品Tシャツ

作品『希望の水 (The water of hope)』

ふぁ〜、一ヶ月半に及ぶ辛い通院生活も本日で終了。途中入院があったりで、あっという間だったなあ。見舞いに来てくださった方々、励ましのメッセージをくださった方々には心より御礼申し上げます。これで一段落ではあるが、酒を飲めるようになるまでの快復にはまだまだ時間がかかりそうである。
おっと、今日は3月11日。そういえば、1年前の今日、私は脳梗塞で入院していたのでありました。1年経って、まさか他の疾患で病院のお世話になっているとは想定外。なかなかしぶとい男でありますな(笑)。

さて、本日再びご覧いただきたい作品は、2011年3月14日に宮城県気仙沼市で撮影された一枚の写真を元に描いた『希望の水』であります。残骸の中で歯を食いしばって水を運ぶ少年。言葉はいらないと思います。静かに全てを物語っているような…。水を入れたのが、私のような飲んべえのオッサンが飲み干したであろう焼酎のペットボトルであることで、余計に少年の健気さが伝わってきます。水を待っているのは、お婆さんなのか、それとも小さな妹なのか、少年は無心で「希望の水」を何度も運んだことでしょう。
昨年亡くなった高倉健さんが、『あなたへ』という映画の撮影中、この写真を台本に貼って毎朝見ていたそうです。「少年の姿を見ると、ギュッと気合いが入る」と語っておられました。。。。
作品『希望の水 (The water of hope)』水彩・A4(20×27cm)
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by Patch_It_Up | 2015-03-11 18:22 | 希望の絵

作品『春の華(明治の女学生)』

"The schoolgirl of a good time"
12.7×18cm・Watercolor painting
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卒業する女子大生の袴姿をちらほら目にする季節になりましたね。まさに「春の華」ですな。もっとも、成人式と同じようにキトキトにアレンジした子には閉口ですが…。

さて、あの袴姿は明治期の女学生の制服が元になっているのですが、そういえばと30年以上前に神田の古本屋で買った「明治の写真集」の中の女学生の姿を思い出し、絵にした次第です。吉永小百合さんによく似たこの女学生、本を買った時からトキメいていたのですが、「朝吹磯子」という名の女性であることをこの度発見いたしました。

明治22年生まれの朝吹磯子さん。軍人・長岡外史の長女にして実業家・朝吹常吉の妻。歌人であり、日本女子テニス界の草分け。昭和60年に95歳で天寿を全うされました。ちなみに長岡外史は、NHKドラマ「坂の上の雲」で的場浩二が演じていた陸軍参謀本部次長です。
明治の女学生は現代と違って良家の子女など選ばれし「才色兼備」の女の子ばかりであり、朝吹さんもその典型であったことでしょう。私が絵の元にした写真は明治40年前後と思われますが、聡明さと品格が漂っています。
才色兼備もそうですが、清楚とか可憐とかの若い女性を称える言葉が死語になってきたなあ、と感じる今日この頃であります。。。。
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by Patch_It_Up | 2015-03-10 17:20 | 日本美人図

作品『オードリー・ヘプバーン(麗しのサブリナ)』

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“Audrey Hepburn in Sabrina”
12.7×18cm・Watercolor painting
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by Patch_It_Up | 2015-03-08 21:09 | ムービースター画